足がつる仕組みは、筋肉や筋肉との間にある腱に備わった2つのセンサーが誤作動を起こし勝手に収縮して
しまった状態です。筋肉が伸びすぎると肉離れを起こしてしまうので、筋肉が伸びすぎないように備わって
いるのが筋紡錘(きんぼうすい)これは1つのセンサーのようです。
筋肉は縮みすぎてもダメなんです。アキレス腱の断裂を招く恐れを防ぐため備わっているのが腱紡錘(けんぼうす
い)2つ目のセンサーのようです。
ですが、この機能が誤作動をおこすと暴走状態。筋肉の伸び縮みが制御できず、はげしく筋肉がけいれんを
はじめるのが、足のつりです。
布団の中で足がつってしまう原因は、筋肉量の減少・筋肉疲労・血行の悪さと冷え・水分不足・電解質異常・
日中に足を動かさないなど、色々原因はありますが、多く共通しているのが”あまり足を動かさない”という事
です。足は”第2の心臓です。足を動かさずにいるとポンプ機能が十分機能せず血行の悪化を引き起こし、下肢静脈
瘤(かしじょうみゃくりゅう)という病気を引き起こします。
予防策として
足を動かす軽い運動を行う・寝る前にストレッチ・適度に水分を補給・着圧ソックスを着用するなど。
足がつってしまって、痛みが引ききらない時は、シャワーやドライヤーの熱で患部を温めましょう。反対に
冷やすと逆効果になりますので”注意”足のポンプ機能を十分に働かせるには、足を動かすことが一番。
ですが、ウォーキングを習慣できない、仕事中に意識的に動きまわることもできないなら、”着圧ソックス”
はおすすめです。着圧ソックスが足のポンプ機能の働きを促してくれます。
足のつりは激痛ですよね。パニックになりがちですが、あせらず優しくゆっくり伸ばしてください。
ゆっくり伸ばすことが大切です。
by.S